あなたは英語の発音に自身がありますか?
もちろん、全く話せないよりは発音がおかしくてもコミュニケーションできた方がマシ。
しかし、特にアメリカに行ったとき。さらには発音も綺麗にできないと、最終的には「英語できないやつ」というレッテルを張られます。
アメリカにおいて「英語ができないヤツ」はどのように見られるか知ってますか?
いくら専門知識があっても、ポジションが高くても「馬鹿」としか思われないんですよ。悔しいのですが、これが現実です。偉そうにしているアメリカ人に「日本語しゃべってみろ」と言ってやりたいところですが、そんな議論は不毛この上なし。
閑話休題。
文法は正しいのに、英語が全く通じない経験したことありますか?
発音をきちんとしないと、全く通じないんですよ。さらにはアクセントも重要。この2つまでを完璧にこなさないと、きちんと聞いてくれません。
例えばその昔。ロケットの「アポロ11号」と言おうとして、
「アポロ、アポロ」(アクセントは太文字箇所)と何度も連呼したのですが、全く通じなかったことが。手でロケットのジェスチャーしながら言ってたんですが、全くダメでしたね。正解は「アポロ」です。
ちょっとばかり、忖度してくれるだろう。なんとかわかってくれるだろう、なんて甘えは一切捨てた方がいい。
今から簡単にできる発音練習で、徐々に矯正していきましょう。
なぜ学校で習わないのか不思議なフォニックス
フォニックスは文字と発音の関係性を学ぶメソッドです。欧米圏の子どもたちの学習のために開発されました。
ルールはいたって簡単。これまでA,B,C,D・・・を下記のように読んでいましたよね。
エイ、ビー、シー、ディー、イー、エフ、ジー・・・
これを実際の発音に近い音で読みます。それがフォニックスです。こんな感じ。
A ・(エ)ア
B・ブッ
C・ク
D・ドゥ
E・エ
F・フ(唇を噛んで)
G・グ
H・ハ(ガラスを磨くように)
I・イ
J・ヂ
K・クッ
L・ル(舌を歯茎に押し付けて)
M・ム(唇をつけて)
N・ンヌ(唇をつけないで鼻音で)
O・オ
P・プッ
Q・クゥ
R・ゥル(唇とがらせて)
S・ス(歯を合わせて息を出す)
T・トゥ
U・ア
V・ヴ(下唇を噛んで)
W・ウ(唇を丸めて)
X・クス
Y・ィユ
Z・ズ
どうですか?エー、ビー、シーと読んでいた時と大いに違いますね。実際はカタカナでは表記できない音なので、youtubeで見ていただくのが良いと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=zdQJkFTZQBs
単語を発音するときは、一音一音この発音を元に読んでいきます。
例えばtableとあれば、トゥ、ェア、ッブ、ル、エと読みます。最初は一音一音区切って、ゆっくり丁寧に。
そのうちスピードをあげれば、あら不思議。ネイティブに近い発音になることでしょう。
もちろん発音の例外もあるので、そこは気をつけて。
これに慣れると、見慣れない単語を見ても発音が難しくありません。変な日本人発音から脱却することもできます。
例えば、Penguinはなんですか?ペンギン?ペンギン!!!???
先ほどのフォニックスを思い出してください。一つ一つ発音するとプッエンヌグインヌって感じになると思いますよ。
正解は下記の音声再生機能で聞いてみてください。