最近スーパーで安い牛肉が増えてきた気がします。オーストラリア産に関して言えば、日豪経済連携協定(EPA)が段階的に関税を引き下げており、2018年4月1日に5回目の引き下げがあったことが影響しているのかもしれません。
最近のオーストラリア産牛肉は結構良くできていて、肉も柔らかくサシも適度に入っています。恐らく日本人がどんな牛肉を好むのか、徹底的に研究をして作っているんでしょうね。
一方、アメリカ産。こいつらはハードボイルド。気に食わなきゃ、食べなきゃ良いよ的な匂いを感じます。日本に寄り添う気持ちを感じません。強火で何も考えずに焼いてしまおうものなら、肉が一気に固くなってひどい目にあいます。なんどもあってます。結果、我が家ではアメリカ産牛肉はシチューになることが多いのです。
そんな私ですが、またまたスーパーで安いアメリカ産牛肉を発見。
こちら300gのステーキでお値段800円。それがレジにて半額ぅ!!!
なんども嫌にな目にあっているくせに、買ってしまいました。
そのまま作ったら、いつもの固いステーキできるよね?
はい、それは間違いありません。何度も何度も同じ目にあっています。肉が好きな子どもでさえ、ぺえ、するんです。
毎回同じ失敗するのはバカの典型。今回は方法を変えてみましょう。
ということで思い出したが「得する人損する人」というテレビ番組で紹介されていた方法。やり方はいたってシンプル。
最近流行りの湯煎方式です。
- 牛肉をジップロックの中に入れて密閉する
- 空気をしっかり抜く
- フライパンでお湯を沸かし、底が焦げないようにキッチンペーパーを折って中心に敷く
- 沸騰したら、そのお湯の倍量の水を入れる。これで50度になる。
- その中にジッパーに入った牛肉を入れる。
- 6分くらいかけて表裏温める。
- 牛肉を袋から出し、バットにあけ、オリーブオイルを表面に塗る。そして塩で味付けする
- フライパンを中火にし、お肉を入れて焼く。
- 焼き色がついたら完成
やってみました
はい。ジップロックに牛肉を密閉します。
フライパンでお湯を沸かし、沸騰したら同量の水を加え、50度に。
そこに牛肉をぶち込んで6分ほど様子をみます。
6分後に牛肉を取り出しました。すごく、すごく柔らかいです!!ぷりんぷりん!
あのハードボイルド親父がこんなに柔らかくなっちゃったの?!と笑いたくなるくらいに、ぷりんぷりん!
こちらにオリーブオイルをまぶし、塩胡椒で味付けします。
焼くところの写真を忘れましたが、最後にフライパンで焼き目をつけました。
そして出来上がったのがこちら。思いっきりピンボケしていてごめんなさい。でも中はちょうど良いレア、外は火が通っていてプリンプリンで味わい深いレアステーキの完成です。
ということで、あんなに固くてどうしようもなかったアメリカ産牛肉を、本当に美味しく食べることができました。
まるでマグロの中とろのような柔らかさ。
わさび醤油と合わせて頂きました。
安い牛肉で、是非ともお試しあれ。