Googleタグマネージャを利用して Googleアナリティクスを発火させる

投稿者: | 2018年8月15日
ぱっと読むまとめ

ぱっと読むまとめ

管理は楽ですが少々コツがあります

Googleアナリティクスを利用する場合、トラッキングコードをあなたのページにぺたりと貼れば、すぐに利用が可能です。一番簡単な方法です。ページビュー計測するだけなら、これで問題ありません。

しかしGoogleタグマネージャを利用してGoogleアナリティクスを発火させれば、最初の設定は面倒ですが、その後いろいろなことが出来るようになります。例えば

  • 特定のページだけPVカウントしない
  • 全てのクリックを自動的に記録する
  • 特殊なイベントトラッキングを自動で行う
  • (GA関係ないけど)他のツールのトラッキングコードを追加するのも楽々

など、メリットは数多くあります。一番最初の設定までは簡単ですから、頑張ってやってみましょう。

GoogleアナリティクスのトラッキングIDをメモします。

Googleタグマネージャを開きます

こちらにアクセスします。Googleアカウントにログインを求められた人は、ログインしてください。変なところに飛ばされたら、再度下記にアクセスしてください。

ログインすると下記のような画面になります。スクリーンショットは英語になってしまいましたが、途中から日本語になります。すみません。右上のアカウントを作成をクリックします。

アカウントの情報をいれます。国を日本にして、コンテナ(Googleタグマネージャでは配信する様々なタグ等をまとめてコンテナ、と呼んでいます。色々なものが入っている箱、みたいなイメージです)の設定をします。ドメインを入力し、Webを洗濯します。

下記のような画面が表示されます。Googleアナリティクスと違い、Googleタグマネージャの場合は<head>内に一つの記述を、もうひとつの記述を<body>開始直後に貼り付けなくてはいけません。

しかし、もしあなたがWordPressを使っているのであれば。このコードを手動でコピペする必要はありません。

コンテナIDと言われる英数字、すなわち上のボックスでは下記の反転している部分にあたる文字列だけわかれば問題ありません。こちらを控えておいてください。後からでも調べられます。

左のメニューからタグをクリックします。

新規のボタンが出てきますので、こちらをクリックします。

右側に発火させるタグのリストが出てきます。こちらの中からGoogleアナリティクス・ユニバーサルアナリティクスを選択します。

名前はお好きなものを。Googleアナリティクスで良いと思います。

トラッキングタイプはページビュー。また、このタグでオーバーライド設定を有効にする、にチェックをします。それによりGoogleアナリティクスで取得したトラッキングIDを入力する欄が出てきます。こちらに間違えずに入力します。

タグの設定はこれでOKです。細かく見ていけば、もう少しカスタマイズしたい部分はありますが、はじめはこれでOK。

次にこのタグがどのタイミングで発火されるか?の設定をしましょう。

今設定したタグ設定の下にトリガー、というものがあるかと思います。トリガーは日本語で言えば、きっかけ。どんなきっかけでこのタグを配信するのかを決めます。

今回は全てのページでGoogleアナリティクスが発火するようにしましょう。

トリガーの下記部分をどこでも良いのでクリックします。

トリガーを選択します。All Pagesを選択します。

選択されました。

画面右上の保存をクリックして、

次に画面右上にある公開ボタンをクリックします。

このような画面になります。今回は何を追加して、どのような設定をしたのかを記入しておきましょう。

記入後、右上の公開ボタンを押せば完了です!

WordPressでのGoogle Tag Managerの設置方法

あなたがWordPressを利用している場合は、プラグインを用いて簡単にGoogleタグマネージャを設置することができます。

プラグイン名はGoogle Tag Manager(直球スギィ!)

このプラグインをインストールすると、設定>Google Tag Mangerというメニューが出現します。

こちらに先ほどGoogleマネージャで控えたタグIDを入力すればOK!

これで設定完了です。

一体どんな流れなんでしょう?

断片的に設定してきたので、全体の流れを整理して理解を深めましょう。WordPressを利用していることを前提に、仕組みがどのように動いているのか整理してみます。

  1. WordPressのGoogle Tag Mangerプラグインが、入力されたコンテナIDを元に、ページ上にGoogleタグマネージャを呼び出すためのコードを自動的にページに作成する
  2. ユーザがページを閲覧すると、そのコード実行され、Googleタグマネージャが呼ばれる
  3. Googleタグマネージャには「全てのページでGoogleアナリティクスのタグを実行せよ」という設定があるので、それを実行する。
  4. そのコードが実行されるとGoogleアナリティクスに「どのページにアクセスがあったのか」の情報が飛ぶ
  5. Googleアナリティクスのシステムはその情報を記録する
  6. Googleアナリティクスにアクセスするとその情報が集計された状態で見ることができる

こんな流れになります。

このGoogleアナリティクスが実行されているのか確認する

確認方法をこちらの記事にまとめておきました。

 

ぱっと読むまとめ

Googleタグマネージャを利用して Googleアナリティクスを発火させる」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: Googleアナリティクスでページのどこがクリックされたのか全て記録する - TECHPRESS

  2. ピンバック: GAで会員・非会員をトラッキングするにはどうすれば?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA