設定が間違っているのか?アクセスが無いのか!?
どの記事が人気なのか、どこからアクセスがあるのかを簡単に知ることができるGoogleアナリティクス。
みなさん意気揚々と設定しますが、最初はなかなかアクセス無いし、動いているのか不安になることありますよね。
また、不用意にインストールしたプラグインが原因で、いつの間にか止まっていた、ということも。
今回はGoogleアナリティクスが動いているのか、それを確認する方法です。
まずGoogleアナリティクスのリアルタイムレポートを見ます
左メニューの下記にあります。
するとこんな感じのグラグが見えますよね。
左側の「現在」とあるところの数字が1以上であればとりあえず問題なし。
自分がアクセスしても0のままでは何か問題があるかもしれません。
その際は別のデバイスでもアクセスしてみましょう。PCで閲覧しても反応がないならば、スマホでアクセスしてみるのです。
Google Chromeのエクステンションで確認する
Google Chromeで下記にアクセスしインストールします。これはGoogleアナリティクスをデバッグ(調査)するためのエクステンション。
次にChromeの右上のメニューからその他のツール>デベロッパーツールを開きます。
右側に変な画面が現れました。その中にタブがあるので、Consoleをクリックします。
ChromeのURLを入れる場所の右側に手紙みたいなマークありますか?
下記キャプチャの右下のようなアイコンです。これをクリック。するとGoogleアナリティクス デバッガが起動して、
なんと!先ほどの右側の画面にGoogle Analyticsという文字が見えました。
これが出現していれば、80%は問題無いと思われます。
リロードしたり、上の手紙のようなアイコンをクリックしてON/OFFを繰り返しても出ない場合。
その場合はGoogleアナリティクスの設置が正常に済んでいない可能性が高い。
上記画面の右下。項目の中にhitTypeというものがあるの、見えますか?ここがpageviewとなっていれば、100%問題無いことになります。
動いているか、動いていないかはこのエクステンションでほぼ切り分けできます。
もう少し細かくみてみます
デバッガの右側に色々出ている表示。こちらには一つ一つ意味があります。これらを理解することで、さらに切り分けが容易になっていきます。本サイトの表示は下記のようなものでした。この中でGoogleアナリティクスの計測に影響を与える項目のみ説明します。
一番上。>mと見える項目はGTM(google tag manager)のコンテナ ID(「GTM-XXXXXX」)を示しています。Googleタグマネージャを使っている方のみ、表示されます。コンテナIDが正しいものか、念のため確認した方がいいかもしれません。
hitTypeと言う項目。ここがpageviewなら問題ありません。もしeventとなっていれば。それはイベントトラッキングが飛んでいることを意味します。Googleタグマネージャの設定を間違えると、そのようになる可能性があります。Googleアナリティクスを直接貼っている場合は、そのような事象は起こりません。
最後にtrackingId。ここが一番大事なところです。 Googleアナリティクス>管理>プロパティの中にあるトラッキングIDと一致するか確認しましょう。
今回はGoogleアナリティクスが本当に動いているのか!?を確認する方法でした。
この辺りのネタは評判が良いので、今後増やしていきますね。
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