ページのどこがクリックされているか知りたくないですか?
例えば。あなたがPPCアフィリエイトをやるとします。そして有料広告で集客したとします。
しかし一向にCVが上がらない。こんなにトラフィック持ってきているのに、なんでCV上がらないんだ。。
そんな時は集客したページのどこがクリックされているか調べてみましょう。それを調べることにより
・実はどこもクリックされておらず離脱されてた
・他の要素よりはCVボタンがクリックされており、その先のLPの問題だった
・CVボタンよりも魅力的なリンクがあり、そこがクリックされたことで離脱していた
などの検証が可能です。
また「アフィリエイトASP側のクリックがいつまで経っても0のままだが、本当に自分のサイト上でクリックが無いのか?」なんてことも検証できます。
何かあった時のために設定しておくに越したことはありません。
Googleタグマネージャが必要です
この設定をするにはGoogleアナリティクスをGoogleタグマネージャから発火させる必要があります。
下記を参照ください。
それ以降の設定をしていきます
Googleタグマネージャにアクセスし、今度はトリガーを選択します。
トリガーの新規ボタンをクリックします。
新しくトリガーを作成します。今回は名前をクリック。トリガーの種類はクリック・リンクのみ
トリガーの発生場所は「すべてのリンククリック」にします。
次に変数の設定をします。
左のメニューから変数をクリックし、設定ボタンをクリック。右側に一覧がでるので、クリック関係の項目にチェックをいれます。
さらに左のメニューからタグをクリックし、新規追加をクリック。
下記のように設定してください。
トリガーは先ほど作成した「クリック」を選択します。
これにより、リンクをクリックした際に上記のイベントが発火することとなります。
最後に保存>公開を確実に行ってくださいね。
ではGoogleアナリティクス上でデータを見てみましょう
このデータは行動>イベントに記録されています。上位のイベントをクリックします。
プライマリディメンションをイベントアクションにします。
すると、クリックされたリンクのリンク先URLが表示されます。下記だと一番上は、トップページへのリンク。2番目と3番目はamazonのアフィリエイトへのリンクです。
これらがどのページでクリックされたかを特定するためにセカンダリディメンションをページにします。
するとページのところにwindow_air_conと出てきました!
これらのアフィリエイトリンクはこちらの窓エアコンの記事でクリックされたもののようです。今回は隠してありますが、もちろん何クリックされたのかもわかります。
この設定をしておけば「ある特定のページ」において「どの部分がクリックされているのか?」ということが分かります。
見やすいレポートが必要であれば。カスタムレポートを作るのが一番良いと思います。
カスタムレポートの作り方については、また別途記事を作成しますね。
ピンバック: CTRはどちらが高い?Google Optimizeを使ってA/Bテストをやってみよう