リズムは音楽のキモ!どんな楽器の人もドラムを練習した方が良い10の理由

投稿者: | 2018年9月3日
ぱっと読むまとめ

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楽器がもっとうまくなりたい?カラオケで上達したい?それなら平行してドラム練習が効果的です

都内の賃貸だからドラム練習なんて不可能?ご近所迷惑になる?

確かにスネアドラムやドラムセットを持ち込んだら、そうかもしれません。

しかし、ドラムを始めるに当たって必要なのはスティックと練習用パッドとメトロノームです。それがあれば、いくらでも練習できます。それだけの道具で得られるメリットは無限大。ここでは理由を10個あげてみました。

楽器をやっている人もカラオケが上手になりたい人も、ドラムの練習レッツトライ!

道具が安い

スティックは800円〜1,300円ほど。練習用パッドは3,000円〜8,000円くらい。メトロノームは無料のアプリがありますので、それを利用しましょう。なんて低いハードルでしょうか!

初心者王道スティック。TAMAの214B

王道の練習パッド

お金があればDr.Beat的なアプリ

なければ無料のメトロノームアプリをDLしてください。

これだけで練習なんてつまらなそう?そんな事ありません。練習できることは沢山あります。

このお姉さんくらいできるように、頑張りましょう。奥は深いです。

何から始めれば良いかわからない、という人はyoutubeで「ドラム 基礎練」で検索すれば沢山出てきます。スティックの持ち方や跳ね返りを利用したリバウンドストロークなどに関する解説も沢山あるので、そちらも参考にしましょう。

いつでもどこでも練習できる

蓋を空けて、組み立てるとか、線を繋いで電源入れてセッテイングする、とか。

そんな面倒なことは何一つありません

パッドとスティックだけなら邪魔にならないので、どこに置いておいてもOK。

レンジでチンする間。テレビを見ながら。みんなと会話をしながら。いつでもどこでも練習できます。

テンポについて敏感になる

いつもドラムさんがしっかりしたテンポを出してくれるおかげで、特に歌や管楽器などフロント系の楽器だと、テンポについて若干認識が甘い場合が多いです。

例えばBPM100とBPM108がどのくらい違うのか、とか。

しかしドラムの場合は、自分がしっかりやる立場ですから、その辺りの学習から逃げられません。

オンタイムがどこなのか理解できる

メトロノームと合わせて練習し、メトロノームのピッという音が完全に消える精度で常に練習することが理想です。

このピッという音と完全に合わせるということ。初心者がやってみると「自分の感覚より若干前(速い)のタイミングで打たないとぴったりにならない」ということがわかるでしょう。

そうです。ピッという音を聞いてから叩いても遅いんです。ピッとなるであろう未来と、自分が振り上げたスティックがパッドに当たるであろう未来を一緒にする。その訓練の積み重ねがオンタイムで演奏する能力へと繋がります。

ドラムの場合はその学習が感覚的にやりやすいでしょう。このタイミングをしっかりと体感し、自分の楽器に応用してみると良いのでは。恐らく、今までリズムの入りが遅かったことに気づきます。

複雑なリズムもいつの間にか練習しちゃう

パッド練習をすると決めた時に、真っ先に思いつくのは「4分音符、8分音符、3連、16分音符」を叩く練習かと思います。

しかし、もっとバリエーションを増やすのです。

5連符、7連符、9連符、10連符、11連符・・・にも取り組みましょう。もちろん32分音符や64分音符も。

自分の楽器では普段練習しないと思いますが、ドラム練の場合は頑張るのです。このリズム感の拡張が、かならず自分の楽器のリズム感にフィードバックできます。

脱力について考える癖がつく

ドラムのスティックの握り方。これがまた奥が深い。ただ持てば良い、ってわけじゃないんです。

パッドのリバウンドを利用できるように脱力して、しかしスティックは飛んでいかないように。そんな加減が大事です。

しかしこの脱力。大事なのはドラムに限った話ではありません。全ての楽器において演奏の際は脱力することが必要です。力みが必要な楽器など一つもありません。

その心構えを「スティックを持つ」という単純な行為から身につけましょう。

いつまでも音楽の練習ができる

あなたがトランペッターであれば。基礎練と応用連で2時間も吹けば、ちょっと唇が疲れるかと思います。そんな時は、どうしますか?

音楽を聞く。美しいものに触れる。散歩をする。そんなことも音楽表現向上のためには良いでしょう。

もしあなたがドラム練に取り組んでいるのであれば、ドラムの練習でも良いんです。トランペットとは使う力が違うでしょうから、0ベースで練習に打ち込むことができますよ。ドラムの練習を2時間したら、またトランペットの練習に戻りましょう。

もう延々と音楽の練習が出来てしまいます(笑

音楽を楽しむ幅が広がる

自分の楽器が入っている音楽を優先的に選んでしまうのでは、演奏者の宿命。

結果、どうしても聞く音楽が偏ってしまうことがあるでしょう。

一方、ドラム。これはどんな音楽でもどんなジャンルでも割と参加している事が多い。つまりドラムに興味を持てば、J-POPでもJazzトリオでも、なんでも自分ごとで聞けるというわけ。興味の幅が広がります。

人の気持ちが解る人間になれる

これはドラムに限らずですが。

自分の担当楽器以外を演奏してみると「こんな苦労があったのか〜」なんて事に気づきます。他人の楽器、気持ちを理解してこそ幅の広い人間になれるでしょう。音楽の幅も広がります。

かっこいい

これはそのまま。

かっこいい。ドラム、かっこいい。

あなたの魅力が増すこと間違いなし。

おまけ

こちらは有名なピアニスト「チックコリア」がドラムを叩いている、と言われる演奏。テナーサックスのマイケル・ブレッカーとのデュオです。ピアノの神様はドラムの腕も相当でした。

 

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