ブロックチェーンを活用したスマートフォン発売?

投稿者: | 2018年5月2日
ぱっと読むまとめ

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2018年4月30日に日経新聞が伝えたところによると、イスラエルに開発本拠を置くシリン・ラブズは今年10月にブロックチェーンを活用したスマートフォン「FINNEY」を日本ほか5カ国で発売するとのこと。「ブロックチェーンを活用したスマートフォン」って一体どんなもの?

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2982885025042018FFR000/

シリン・ラブズ社(SRIN LABS)とはイスラエルに開発拠点をおくスイスの会社で、主にスマートフォン開発に特化した企業。

一般マーケットとブロックチェーンエコシステム間のギャップを橋渡しする、安全でオープンソースの家電製品の世界的リーダーになること、をビジョンとして掲げています。

2016年に世界一安全と言われるスマホ「SOLARIN」を発売したことでも有名です。

今回新しいスマホを発売するにあたり、シリン・ラブズ社は2017年12月にSRNトークンを発行したことでも話題になりました。このSRNトークンはFINNEYデバイスの中で活用するようです。蛇足になりますが(かつ、SRNトークンをおすすめする訳ではありませんが)このトークンは数ある詐欺くさいトークンが蔓延する中で唯一?今後の実用化が見えており期待される、ということで数多くの投資家に支持されているようです。

FINEYデバイスについての理念については、下記のように記載されています。

現在のスマートフォンは、セキュリティを犠牲にしています。詐欺やサイバー犯罪に対抗するには巨額のコストが必要であり、その点が犠牲にされているのです。しかし将来デジタル経済が中心となった場合、このトレードオフを許容はできないでしょう。デバイスアーキテクチャは、優れたユーザーエクスペリエンスを維持しながら、真のセキュリティを実現するパラダイムシフトが要求されるのです。

FINNEY™デバイスは、サイバーで保護された最初のブロックチェーン対応の携帯電話とPCです。 Android™OSの機能とサイバーセキュリティテクノロジーのスイートを利用して、ブロックチェーンへの安全で信頼性の高いアクセスをユーザーに提供します。

FINNEY™デバイスは、無制限のDLCおよびSIRIN LABSのセキュリティエコシステムにより、スケーラブルで軽量な独立したブロックチェーンネットワークを形成します。 FINNEY™は集中化されたバックボーンおよびマイニングセンターが無料で、迅速かつ無償で安全な取引を提供できます。

このデバイスはSIRIN LABSのオープンソースオペレーティングシステムSIRIN OS™上で動作します。これは、暗号化ウォレット、セキュアな交換アクセス、暗号化された通信、SRNトークンでサポートされている支払いとアプリのP2Pリソース共有エコシステムなど、固有のブロックチェーンアプリケーションをサポートするように設計されています。

つまりブロックチェーン・エコシステムと安全に接続できる軽量なデバイス、と言ったら良いでしょうか。「ブロックチェーンを活用した初めてのスマートフォン」と聞いた時は意味が解りませんでしたが、徐々に全貌が明らかになってきました。もう少しみてみましょう。

具体的にはどんな機能が?

オフィシャルページによると「ブロックチェーンの機能」として「セキュアなP2Pリソース共有」「内蔵の「コールドストレージ」クリプトウォレット」「分散元帳コンセンサス」、また、「SIRIN LABSサイバープロテクションスイート」の説明として「行動ベースの侵入防御システム(IPS)」「ブロックチェーンベースの完全な改ざん防止」「物理セキュリティスイッチ(ウォレット保護用)」「セキュアな通信(VoIP、テキスト、電子メール)」「3因子認証:生体認証、ロックパターン、行動」というものが記載されています。

このように見てみますとブロックチェーン云々というより、(ブロックチェーン上で稼働している)仮想通貨を中心とした資産を守るためのセキュリティが施されていますよ、というように見えます。

FINNEY™ PCというのも同時に発表されるようで、こちらも面白そう。ここまで読んでくれたみなさんは、きっとそれがどんな機能を持つか想像できますよね。

オフィシャルページ

 

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