みんな大好きタクシー。しかし日本のタクシーって高いですよね。毎日タクシーで移動したいけど、なかなかそうはいきません。
最終的な値段がいくらになるのか、事前に分からないのもタクシーの使いにくい点。今回はそのタクシーの料金について、事前に調べる方法、料金の目安、便利なタクシーのアプリ、お得にタクシーを利用する方法について、をお送りします。
タクシーの料金を事前に知る
WE乗車地点と降車地点を登録すると、その距離を自動的に計測し、事前にタクシー料金がわかるサイトがいくつかあります。
- Taxisite 個人的には使いにくい
- NAVITIME 乗り物検索大手。安心・安定の感あり
- taxideco UIもシンプルで、使いやすい
- japantaxi.jp 日本タクシー提供。タクシー会社が提供している安心感。
いずれも高速道路を使うか否か、深夜料金を適用するか否かなどを選べますので、料金の目安を調べるには便利です。
やっぱりスマホアプリの方が便利
WEBサイトでも手軽に調べられますが、やっぱりアプリの方が便利。特にお気に入りは「日本タクシー配車アプリ」。
乗車地点・降車地点を細かく設定でき、より正確に近い料金を見積もることが可能です。
しかもこのアプリの凄いところは、選択した乗車地点に実際にタクシーを呼ぶことができるのです。近くを走っているタクシーも地図上に表示され、何分で到着するかも一目瞭然。さらにお迎え予約も可能。降車地点もあらかじめ設定してありますから、運転手さんにわざわざ行き先を伝える必要もありません。
しかし注意しなければいけないことが
実際はこれより料金が高くなることが多々あるということです。
これらのシミュレーションで算出される料金は、あくまで最短距離で走行した場合。東京などの都会ではA地点からB地点に行くまでに、複数のルートがあることも多々。そして距離が微妙に違う。運転手さんの好みによってルートが変わることもしばしば。料金が変わってしまう要因の一つはこれ。
そして都会で考慮しなければいけないのは「渋滞」。時速10km以下で走行した場合90秒毎に80円加算される、というものです。(これを時間距離併用運賃と呼びます)例えば都内で渋滞に巻き込まれた場合、どんどん料金が加算されてしまうのですね。ご注意です。
タクシー運賃
実は地域・会社によって全然値段違うのです。
例えば日本タクシーさんで東京都23区、武蔵野市、三鷹市の場合。こちらでは特別料金が適用されています。初乗り料金が引き下げられ、チョイ乗りしやすい料金体系となりました。初乗は1.052kmまで410円、その後237m毎に80円です。
しかし東京都内には「エコタクシー」というのも走っています。こちらは初乗り796mまで300円。その後、256mまで毎に80円です。796mまでの距離ならこちらの方がお得ですね。
また、上記以外の東京(多摩地区)では初乗り2,000mまで730円、以後276mごとに90円加算が目安です。
他の地域だとどうでしょうか?
大阪府の小型タクシー。こちらは初乗り2,000mまで660円。以後296mごとに80円加算。
沖縄は1,750mまで550円、以後372mごとに70円加算となっています。
場所によってタクシーの料金は大きく違うんですね。
ちなみにタクシーを電話で呼ぶ場合。迎車料金は400円から500円くらいのようです。日本タクシー配車アプリを利用しての芸者は迎車料金はかからないようです。
タクシー料金の目安を知りたい
東京の料金体系は特殊なので、宮城県でみてみたいと思います。宮城県の小型タクシー料金体系は1,700mまで670円。以後283mごとに80円加算となります。もちろん地域によって変わってきますが、そんなに大きくぶれることはありません。目安にしてみてください。
1km | 670円 |
2km | 830円 |
3km | 1,070円 |
4km | 1,390円 |
5km | 1,630円 |
6km | 1,950円 |
7km | 2,350円 |
8km | 2,510円 |
9km | 2,750円 |
10km | 3,070円 |
15km | 4,430円 |
20km | 6,030円 |
100km | 28,510円 |
お得にタクシーを利用する?!
深夜早朝割増なしのタクシーを選ぶ
通常22:00~翌5:00までの間に加算される「深夜早朝割増料金」。日本タクシーでは2割増となります。しかし「エコタクシー」は深夜割増料金がありません。これは大きいです。お昼に3,000円で乗れる区間の場合、日本タクシーだと夜間早朝は3,600円。その600円が浮く計算です。都内で夜中にタクシーに乗る場合、血眼でエコタクシーを探しますか。
料金が加算されるタイミングを知る
もうちょっとで降りるという時に料金メータが一つ上がる・・・。これほどの悲劇はありません。事前にメータを見て、いつカウントアップされるのか見ておきましょう。メーターを製作している会社によって若干違うのですが、メータ内には●とか矢印などの記号が表示されています。それらは距離によってそれらが一つずつ減り、無くなるとメーター加算されるのです。よってその記号が消える直前に降りるのが一番効率いいというわけ。
下記メータでは支払表示の下の●が、その記号に該当します。
Uberの無料プロモーションコードを利用する
厳密にいうとタクシーではありませんが。Uberでは初回利用限定で1,500円割引クーポンというものがあります。これを利用して安く乗るのは一つ。また友達紹介によっても1,500円クーポンが手に入ります。
ただ、Uberの場合は通常のタクシー料金よりも高い場合がしばしば。特に高需要のタイミングだと跳ね上がります。利用する際はタクシーの料金と比較してお得な方を選びましょう。
タクシー定額料金もありますよ
例えば日本交通の場合。こちらは羽田空港・成田空港、そしてディズニーランドへの定額料金が設定されています。
例えば千代田区 (東京駅八重洲口含む)からだと 5,900円。深夜早朝は7,100円。通常の料金で調べて見ますと、千代田区役所から羽田空港第二ターミナルまで6,570円とありますから、若干安いですかね。渋滞等の値上がりを考慮しなくていいのは便利です。
成田空港の場合、千代田区発だと20,000円となります。