【乗り換えたいけど決心できない人へ】格安SIMのデメリット8つ

投稿者: | 2018年7月23日
ぱっと読むまとめ

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格安SIMにデメリットはないのでしょうか?

一部のユーザで人気の格安SIM。確実に毎月の携帯代を大幅に安くすることができます。しかしその分、面倒になること、失うこともあります

今回は良いことばかり取り上げられている格安SIMの問題点を見ていきたいと思います。

乗り換えに一手間かかる

ドコモやAUなど大手キャリアに乗り換えたい場合、ドコモショップなどに行き好きな機種を選んで「これにしたいんだけど」で済みます。しかし格安SIMの場合、大抵「なんとかショップ」がある訳ではないので、そんなに簡単には行きません。もしあなたがdocomoのユーザであり、楽天モバイルに乗り換えたい場合、下記のような手順になります。

  1. docomoのMNP番号をもらう
  2. 楽天モバイルに申し込む
  3. 楽天モバイルからSIMを送ってもらう
  4. 端末にSIMを差し込む
  5. 楽天モバイル開通受付センターに電話する
  6. 無事、楽天モバイルに乗り換え完了

docomoショップなどであればトラブルがおきた際も店員さんが丁寧に教えてくれますが、格安SIMの場合は(一部の店舗型以外)全て自宅で完結するため自分で解決する力が必要。また次にも出てきますが、全ての端末で格安SIMが使えるわけではなく、さらにSIMのサイズも色々あって、自分の機種にあったSIMを選択しなければいけないなどトラップも数多くあります。

これは自力解決は難しい・・・と思ったあなた。そんな方は「店舗でも契約できる」タイプの格安SIMを購入することをご検討ください。楽天モバイルLINEモバイルがオススメです。近くにイオンがある人はイオンモバイルに立ち寄って見ても良いかもしれません。

全ての機種が使える訳ではない

まず一つ前提として。格安SIMにはdocomo系・au系・ソフトバンク系があります。格安SIM各社は自分たち独自でインフラをもっていないため、それら大手キャリアのインフラを間借りしているわけです。どのキャリアのインフラを利用するかにより、何系か決まります。

そして。あなたが持っている端末がSIMフリー端末であれば、ドコモやソフトバンク系の格安SIM各社は利用可能だとは思います。しかしauだけは通信規格が独自なため、au系の格安SIMを確実に利用できるかどうかはわかりません。次にあなたの端末がdocomo端末であり、SIMロックを解除していない場合。その場合はdocomo系の格安SIM各社しか利用することができません。iphoneももちろん同じ扱いとなります。

どうしても分からないという方は、docomoの端末(中古で買っても良い)もしくはSIMフリー端末を安く購入し、NTT系列のOCN モバイル ONEなどを選択しておけば良いと思います。

例えば端末でいうとdocomoのxperia x compactあたり。中古で3万円しません

z3 compactなんて中古で1万円もしません。それでいて2000万画素のカメラもsuica機能も付いて、さらに防水ですからね!まだまだ十分に使えます。ちなみにdocomo機種の場合、壊れたらドコモショップで修理を受け付けてくれます。たとえ格安SIMであっても。

安いプランは通信容量が少ない

私が使っている格安SIMは音声・データ通信月に3Gのプランで月額1,300円。docomo系であり、山であろうと海であろうと電波はdocomoと同様に繋がり、品質には全く不安を感じません。しかしデータ通信は月に3Gしか使えません。もっと正確にいうと1日110Mしか使えないプランです。

もしあなたの家に自由に使えるWi-Fiがなく、LTEでyoutubeなどの動画をたくさんみるのであれば、とても1日110Mで済ますことはできません。いや、動画を沢山見ないとしても、やはり自宅には光回線に繋がったWi-Fiなどはあった方が良いと思います。端末のファームウェアアップデート、アプリのアップデートなどで容量を沢山必要とする瞬間はありますからね。

ときどき通信が遅くなる瞬間がある

これは、本当に時々ですが。東京都新の朝と晩、たとえば通勤ラッシュなどの時間に繋がりにくくなることはあります。どうしてもdocomoなどのキャリアに比べて、データ通信として利用できるバンド幅は狭いですからね。

とは言え、ちょっと待てば解消されるので、これは些細なことかもしれません。

壊れた時に代替機がない

これは結構大きな問題だと思っています。例えばdocomoと契約している場合。もしあなたの端末が壊れた際はドコモショップに駆け込み、修理の間は代替機を貸してくれます。

しかし格安SIMの場合は、代替機を貸してくれるなんてサービスはありません。自分で新しい端末を買うなどで対応しなければいけません。

最近はスマホのレンタルサービスもあるので、そちらを利用し、自機は修理に出しても良いかもしれませんね。

 ソフトバンクのiPhoneを持っている方にはこんな選択肢もあります。

通常の音声通話が高い

最近は3大キャリア系は◯◯分まで通話無料とか、家族なら通話無料とか、そんなプランが多くあります。しかし格安SIMはそこまでスイートではありません。通常は30秒20円ほどかかります。10分間の通話をすると400円です!これは要注意。

普段はLINEやFBのメッセーンジャーを利用すればOKです。

どうしても一般電話に多く発信しなければいけない人は、オプションをつけるか、050PLUSのようなアプリで対応しましょう。050PLUSは月額324円ですが、3分8円で発信可能です。

海外で使えない

これはメリットのような気もしますが。通常の音声着信・発信は可能なことが多いものの、データ通信ローミングはできないことが多いでしょう。とは言え、ソフトバンクの端末を海外でデータ通信利用した場合、使い放題プランでおおよそ1日2,980円ほど。その料金払うなら、様々な空港で簡単に貸し出し可能なグローバルWi-Fiを借りて、自分のスマホとさらにPCなどを全てそのWi-Fiルータでデータ通信した方が格安です。

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おまけ〜LINEでID検索が使えない

LINEで電話番号やID検索する場合、成人認証する必要があります。3大キャリアであれば問題なく認証できるのですが、格安SIMだとできないんですね。 そうすると常にバーコードで追加するしかないのです。地味に不便です。

LINEのヘビーユーザで、このデメリットを看過できないというあなたはLINEモバイルを利用しましょう。成人認証もできるし、さらにLINEを使った分のデータ通信費無料です。

 

格安SIMのデメリットを見ていきました。とは言え、格安SIMにはこのデメリットを上回るコストメリットがあります。我が家ではdocomoを利用していたころと比較し、年間20万円くらいの節約になっています。この金額があれば予備機も買えるし、家に光ケーブルを敷いてもお釣りがきます。

みなさんもデメリットと上手に向き合って、ぜひ格安SIM生活を満喫してみてください。絶対に貯金できますから

 

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