【あなたも入ってる】賃貸住みは絶対に把握すべき火災保険の補償内容

投稿者: | 2018年8月19日
ぱっと読むまとめ

ぱっと読むまとめ

賃貸住宅を借りていると必ず入らされる火災保険。きちんと内容を把握していますか?

賃貸住宅に住んでいますか?

毎年6,000円〜12,000円ほどの火災保険を支払っていますよね?

今回は「その内容をきちんと把握しておかないと損」というお話です。私は実際にこれを知らなかったばかりに、40万円相当の損をしたことがあるんです・・・

そもそもなぜ保険に入らなければいけないの?

賃貸住宅に住んでいる場合。例えば下記のような行いにより家に損害を与えた場合、修理して直す必要があります。

  • タバコで家を燃やしてしまった
  • ストーブを消し忘れてボヤを起こした
  • ガス漏れで爆発事故を起こしてしまった
  • 水を出しっ放しにして、床や床下が損傷した

家を燃やしたら幾らかかるんでしょう?ボヤやガス爆発の原状回復費用って一体幾らなんでしょう。

家の構造などにもよりますが、私たちがお小遣いから簡単に支払える額ではない、ということは容易に想像がつきます。なので、大家さんは家を借りる人に強制的にこの保険に入らせます。

これは納得が行きますね。

この保険は借家人賠償責任保険と言います。賃貸住宅を借りている以上外すことはできません。

次に個人賠償保険

また、あなたの過失により他の住人に危害・損害を与えてしまう場合も考えられます。例えば

  • 洗濯機のホースが抜けて水漏れが発生し、階下の住人の持ち物が全て破損した
  • ベランダから鉢等が落下し、階下の住人に危害を加えてしまった

こちらは個人賠償保険この辺りも集合住宅等に住んでいればいつでも起こり得ること。分からなくもありません。

分からなくもありませんので、保険の内容に含まれていても良いと思います。

思いますが、まずこの内容をしっかりチェックすることが必要です。

洗濯機やベランダなどが原因で発生した事故については「家に関する保険でカバーできるんだな」ということは難なく想像がつきます。

しかしこの個人賠償保険。実は家に関係するもの以外の賠償も補償してくれることが多い。(もちろんそれぞれ契約内容が違いますので、調べてくださいね)。例えば

  • キャッチボールをしていて他人の家のガラスを割った
  • 外で犬が他人を噛み怪我をさせてしまった
  • 自転車に乗っていたところ他人に接触し怪我を負わせてしまった
  • 買い物中に商品を落下させてしまい、破壊してしまった

こんなところまで補償してくれる保険が多いです。

ここが結構盲点です。

恥ずかしい話ですが、10年ほど前のこと。楽器屋さんで高価な楽器を2つ試したところ、自分の服が原因で新品の楽器に傷をつけてしまったことがあります。2つとも、です。一つ40万円くらいする楽器です。考えただけでもゾッとしますよね。結局楽器屋さんとの話し合いにより一つを買い取る、ということで許してもらいました。それでも40万円ですけどね。

しかし数年後に火災保険の補償内容を見ていたら「買い物中に商品に損害を与えても補償する」とあったんです。実は40万円払わなくても良かったし、楽器屋さんにしてみれば80万円分の補償を保険会社に面倒見てもらえたんです。この時、保険の内容をきちんと理解していなかったことを後悔しました。今でも後悔しています。

毎年何も考えずに保険料を納めて、いざという時に活用しないなんて阿呆でした。

さらに家財の補償についてもチェックすること

三井住友海上リビングFITの家財補償内容

三井住友海上リビングFITの家財補償内容

上記は三井住友海上の保険「リビングFIT」の家財補償内容。

火災・落雷・爆発などにより家財が破損した際、その家財を再調達する金額を補償してくれます。これは何となく理解できますよね。

問題は「破損・汚損等」という箇所です。

不測かつ突発的な事故によって家財が破損した場合、その補償をしてくれるのです。例えば

  • 高価な茶碗を割ってしまった
  • 階段から楽器を落としてしまい壊れてしまった
  • 花瓶を落としてしまった
  • 子どもが誤ってテレビの画面を割ってしまった
  • スーツを汚してしまった
  • パソコンに水をこぼしてしまった

など。これ盲点だと思いませんか?

うっかり破損した際、すぐに「よし!保険で補償してもらおう!」なんて思いつかないと思います。

しかし保険料を納めている以上、補償してもらわないと損です。

しっかり自分が入っている保険の内容を確認しておきましょう。

ちなみに地震による破損は別

いくら物が偶発的な事故により破損したからと言っても、それが地震によるものならば「地震保険」に入っていないと補償されません。これは要注意です。

逆に言えば、地震によって物が落下し破損した場合。地震保険に入っているならば、しっかりと補償してもらいましょう。

割と高い保険に加入させられている可能性が高い

多くの場合、手厚い保障が付いている代わりに高い保険に入らされている場合が多いです。

高いのですが、借りての意思に関わらず、問答無用で不動産屋や大家さんから指定された保険に入っている方が多数かと思います。そして異議を唱える隙もありません。

つまり我慢して入り続けるしかないのです。(もちろん交渉してみることは可能かもしれませんが)

それならば。

しっかり自分の保障内容を確認して、然るべき時にはしっかりと補償をしてもらう。その意識が大事だと思います(自戒)。

ぱっと読むまとめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA