【男の子興奮必至】四ツ谷にある消防博物館が予想を裏切る面白さだった

投稿者: | 2018年7月14日
ぱっと読むまとめ

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東京四ツ谷三丁目。そこに消防博物館があるということを知っている人はどのくらいいるでしょう?

かく言う私は、その目の前の甲州街道を何度も歩いたことがあり、存在は知っていましたが一度も入ったことはありませんでした。理由?それは何となくつまらなそうだったから。消防博物館なんて、堅苦しい展示物ばかりあって面白くないんでしょう、と勝手に思っていたたちです。

そんなある日。何気なく見た本で紹介されており、興味が湧いた私。今まで素通りしていたくせに、わざわざ行ってきました。

そして、つまらなそうなんて思っていたことを、心より謝罪します。館内にはたくさんの消防車とヘリコプター、それから昔の蒸気ポンプ、消化風景のジオラマなどオトコ心を刺激する展示物の数々!

いすずメッツ・梯子自動車

いすずメッツ・梯子自動車

こちらはB1にある昔の梯子車たち。手前はいすゞの梯子車。そして奥はベンツ製。このベンツ・メッツ自動車ってのがまた、何とも言えずたまらんフォルムをしている訳です。

ベンツ・メッツ

ベンツ・メッツ

B1から階段を登ると、その先には実際に東京消防庁が使っていたヘリが!!!

東京消防庁が使っていたヘリ

東京消防庁が使っていたヘリ

こちらは3F。テーマは「現代の消防」。しかし展示物は何十年前に作成されたものでして、現代と言って良いのか、という感じではあります。端的に言うと古いです。

でもですね、仕掛けがものすごくよくできているんですよ。下記の展示物なんて単純な仕掛けなんですが、内容がよくできている。ハマって何度も見てしまいました。実際に言って、見てみてください。

通報から鎮火までの一連の動きをからくり人形で見せてくれる

通報から鎮火までの一連の動きをからくり人形で見せてくれる

火事の現場に消防車を移動させるゲーム。上下左右のボタンを押して、消防車を操作します。消防車がちんたらちんたら走りますが、それがまた良い。

消防車を運転して火事現場まで誘導するレトロなゲーム

消防車を運転して火事現場まで誘導するレトロなゲーム

この階にも東京消防庁のヘリコプターが展示されています。こちらは中に入れます。

こちらも実際に使われていた東京消防庁のヘリ

こちらも実際に使われていた東京消防庁のヘリ

消防士体験ができるゲーム。これは新しそう。子供たちがたくさんいました。人気コンテンツなのだと思います。

なろうよ!消防士のゲーム

なろうよ!消防士のゲーム

消防車の模型

近代消防車の模型たち

近代消防車の模型たち

続いてこちらは4F。消防の変遷というテーマ。早速現れる馬牽き蒸気ポンプ。このメタル感と造形が何とも美しい。

馬牽き蒸気ポンプ

馬牽き蒸気ポンプ

馬牽き蒸気ポンプと4Fの風景

馬牽き蒸気ポンプと4Fの風景

こちらは手押し型ポンプ車模型

こちらは手押し型ポンプ車模型

手押しポンプ車を利用した消火のようす

手押しポンプ車を利用した消火のようす

木製はしご車の模型

木製はしご車の模型

続いて5F。こちらは江戸の火消しについてです。江戸時代の消化風景ジオラマがあります。かなりレアだと思います。

江戸火消しジオラマ

江戸火消しジオラマ

火消しの衣装。燃えにくいように皮でできているとのこと

火消しの衣装。燃えにくいように皮でできているとのこと

外に出るとまたヘリがあります。こちらも乗ることができます。まるで新宿の空を飛んでいるような感覚に。

5F外のヘリ。ヘリが沢山!

5F外のヘリ。ヘリが沢山!

ヘリの操縦室より

ヘリの操縦室より

6Fは企画展示室。ミニカーがぽつぽつと展示されていました。

7Fは図書資料室。各地の消防団の歴史や消防に関する雑誌のバックナンバーが揃っていたりします。

図書資料室の本。消防に関するマニアックな本ばかり

図書資料室の本。消防に関するマニアックな本ばかり

10Fには防災ラウンジがあり、飲食ができます。

平日に訪れたというのもありますが、本当に空いていてゆっくり見れます。その割にコンテンツがマニアックで、だいぶ楽しめると思いますよ。四ツ谷三丁目駅二番出口から直結なので雨の日も暑い日も行きやすい。そして何よりも無料ですからね!

ぱっと読むまとめ
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