ビックカメラの店舗情報、ECサイトからお得なSuicaカードまで

ビックカメラの成り立ちとグループ企業

ビックカメラは1968年に群馬県高崎市で創業。創業者は新井隆司。バリ島で聞いた「ビック」という言葉が「偉大な」という意味であることを知り、社名に使われたと言われる。そのためBigと誤用する場面が多々見られるが、実際はBicである。

その後1978年に東京池袋へ進出。創業当時はカメラ専門のディスカウントストアであったが、その後家電・パソコン販売に軸を写して行った。現在では酒類やゴルフクラブ、玩具や自転車、時計など多様な商品を扱う。

2006年にはソフマップを連結子会社化。秋葉原や新宿西口など従来未出店だった地域をカバーしている。またソフマップは中古買取・販売が得意だった事もあり、現在ではビックカメラ店舗内でインショップとしてそれら業態を展開している店舗もある。

さらに2012年には家電量販店大手のコジマを連結子会社化。ビックカメラは駅前型店舗であったのに対し、コジマは郊外に大きな店舗をもつ形態であったため両者の利害は完全一致した。

今では日本全国を満遍なくカバーする業界第2位企業までになったのである。

ビックカメラの通販サイト ビックカメラ.com

2003年から存在する老舗のECサイト。家電量販店の中ではいち早くWEB販売を始めた。上記は2003年5月時点でのトップページのキャプチャである。

現在はもっとシンプルなUIになっており、使いやすいことで定評がある。

以前は実店舗で使えるビックポイントとWEBでのポイントは別だったが、現在は統一された。これにより店舗で貯めたポイントをWEBでも利用することができ、大変便利に。ただし利用する際には「ポイント共通利用手続き」が必要。

また、在庫がある店舗がすぐ分かるのも○。欲しい商品をビックカメラ.comで選び「在庫のある店舗を探す」をクリックすると在庫の有無がわかる。今すぐ手に入れたければ在庫のある店にいけばいい。実際に見たいだけであれば「展示品」の有無をチェック。展示品が置いてある店舗へ。

稀にではあるが、店舗の価格とビックカメラ.comでの価格が違う場合がある。もしWEBのほうが安ければ店舗にて交渉が可能だ。ほぼ確実にWEBでの価格に合わせてくれる。これも覚えておきたい。

ビックカメラ愛用者なら必ず持っておきたい　ビックカメラSuicaカード

ビックカメラ愛好者なら既に持っているであろうビックカメラSuicaカード。ここではカードを保持するメリット・デメリットを今一度確認してみたい。

年会費は実質無料
年会費は1年間で477円＋税となっている。しかし一度でも利用があれば無料。

ETCカード
ViewETCカードの申し込みも可能。ただしこちらは利用の有無関係なく、年間477円＋税の利用料金がかかるので注意が必要だ。

モバイルSuica利用料無料
モバイルSuicaの年会費は1,030円（税込）となっているが、 Viewカード利用の場合は当面無料とのこと。当面無料という表現がなんとなく引っかかるが、急に有料化するとも考えにくいので安心しても良いのでは。

ビックカメラポイントも貯まる
ショッピングなどで利用した場合。10,000円の買い物に対して50円分のビューサンクスポイントと、50円分のビックカメラポイントが付与される。これが毎月自動で付与されていくので、自分がしらないうちにビックカメラポイントがザクザク溜まっている。

これはなかなか嬉しい。

下記が筆者のビックカメラポイント付与状況である。毎月100円から200円ほどが自動で付与されている。

Suicaオートチャージ+ビックカメラ店舗での利用でさらにお得に
ビックカメラSuicaには、その名前の通りSuicaの機能が付いている。このSuicaにオートチャージの設定をすると自動的に1.5%のビューサンクスポイントが付与される。

10,000円を自動チャージ　→ 150円分のポイント

一方、ビックカメラの店舗ではSuica決済が可能。店舗で支払いの際、クレジットカード決済を利用すると通常は店舗で提示されているポイントから2%引になってしまう。

しかしSuica決済の場合は表示ポイントがまるまる付与される。

よって

• Suicaの自動チャージを行い
• そのチャージによって1.5%のポイントをゲットし
• そのSuicaによってビックカメラ店頭で決済をすれば
• 仮に10%還元の商品を購入した場合、11.5%相当のポイントバック

ということが発生する。このポイント還元率はかなり魅力的だ。

さらにクレジットカード決済でも100%ポイント付与対象に
先ほど「店舗にてクレジットカード決済すると、店頭表示ポイントの2%引された分が還元となる」と述べた。
しかしビックカメラSuicaカードにてクレジットカード決済した場合は100%ポイント還元となる。

クレジットカード決済ができてポイントをまるまるゲットできるのはビックカメラSuicaカードだけだ。

もちろんApple Payなどにも対応しているが
ビックカメラSuicaをApple Payに登録して利用する事も可能。しかし、その形態で利用するとポイントが付与されないことに。これは要注意。

ビックカメラでカード決済する際には必ずカードを持ち歩こう。

ビックカメラポイントの使いみち

貯まったビックカメラポイントを何に使うのか。1point=1円相当で店舗で使うのがもちろん王道。ビックカメラの店舗で利用することはもちろん、ECサイトのビックカメラ.com、さらには子会社のソフマップ、そしてコジマでも利用できる。

さらにはビックポイントをSuicaに換える事も可能。その場合はレートはビックポイント1,500ポイント→Suica 1,000円分だ。しかしよく見てみるとレートは非常に悪い。交換はオススメしない。どうしてもビックポイントの使い道がない場合のみ、だろうか。

どうしても現金に変えたい場合。以前はビックカメラポイントでiTunesカードを買い、それを金券ショップに持ち込んで現金化という手法があった。しかし最近ではiTunesカードは現金支払いのみになり、この方法は使えないようだ。しかしビックカメラには多種多様な商品がある。現金化できるのはiTunesカードだけであろうか？ちょっと考えれば、いくらでも方法はありそうだ。

それでは最後にビックカメラ店舗の一覧である。

ビックカメラの店舗一覧　　東京都